小さい頃からソルフェージュにふれておく
「ソルフェージュ」は、音大を目指すような一部の方しかなじみのないことかもしれません。この言葉自体を知らない方も多いと思います。
ソルフェージュ(仏:solfege)とは、西洋音楽の学習において、楽譜を読むことを中心とした基礎訓練を言います。類義語にリトミックがあり、どちらも広い意味においては、音楽を学ぶ者すべてがその専門にかかわらず修めるべき基礎訓練全般を指すが、どちらかというと、リトミックが体の動きと音とを結びつけた、リズムを中心とした訓練を指すのに対し、ソルフェージュは楽譜を中心とした音楽理論を、実際の音に結びつける訓練を指します。これらの訓練を通じて得られる能力、特に読譜能力はソルフェージュ能力と呼ばれます。
音楽大学を始めとする養成機関での入試においては、ソルフェージュ能力を計る試験が実施されるため、音楽大学進学を目指す場合には、実技レッスンとは別にソルフェージュの先生につく場合も多いです。
ソルフェージュでは、大きく2つの訓練を行います。
1つは、楽譜を見て、試演せずに演奏する、「初見視唱」。もう1つは、音を聞いて楽譜に書き取る「聴音」です。音大の入試試験では、聴音は、単音のメロディーラインを聴き取る「旋律」と和音を聴き取る「和声」の2種類の試験を行います。
ソルフェージュは、ちいさい頃から、訓練を受けていないとなかなか困難な試験である。ソルフェージュをやっていなくとも、ピアノを小学校就学前より習っている者は、大人になってからでも能力は身につく場合が多いが、和声に関しては身につけるのが難しい場合が多いです。
できるだけ、いい耳を育てるためにも、小さいことからソルフェージュを行うことをすすめたいと思います。